女性におすすめ資格、臨床検査技師になるには?採決以外にもできることって?

女性におすすめ資格、臨床検査技師になるには?採決以外にもできることって?

臨床検査技師の資格が転職に役立つのか、また臨床検査技師資格の活かし方や、収入と将来性、合格率、おすすめテキスト、参考書や問題集などを解説していきます。

本記事でわかる事。
  • 臨床検査技師にとは?
  • 臨床検査技師になるには?
  • 臨床検査技師資格は転職に役立つ?
  • 臨床検査技師資格採決以外にできること・活かし方
  • 臨床検査技師資格の収入と将来性
  • 臨床検査技師試験合格率
  • 臨床検査技師試験概要
  • 臨床検査技師試験おすすめテキスト・過去問・参考書

上記の内容について解説していきます。



臨床検査技師とは?


臨床検査技師とは、医師が的確な診断と治療をほどこすために必要な各種検査の分析結果を提供することで、間接的に患者の回復に寄与する臨床検査の専門家です。

具体的には、患者から得た血液や尿などの検体を検査したり、心電図や脳波などの生理検査をおこなったりします。
高度な技術と緻密な作業、そして重大な責任をともなうため、医師などと同様、臨床検査技師も国家資格となっています。

臨床工学技士の解説記事になります。

臨床検査技師になるには?


臨床検査技師として働くには、国家資格である臨床検査技師の資格を取得しなければなりません。

高校卒業後、臨床検査技師養成課程のある4年制大学、または3年制の短期大学か専門学校で所定の過程を修了すると国家試験の受験資格を得られます。

その後、毎年2月に実施される国家試験に合格すれば、臨床検査技師になれます。

勉強する内容はどの学校も同じです。
同じ内容を大学では4年、専門学校では3年かけて学びます。
短大・専門の方が1年短い分、授業のスケジュールがハードにガッチリと詰め込まれています。

最後の1年は病院に臨地実習に行ったり、国家試験対策が中心になるので、実際は臨床検査技師の勉強自体は大学で3年専門学校で2年になります。

国家試験は、在学中に真面目に勉強に取り組み、日頃しっかり勉強して専門知識を理解していれば、普通に合格できます。
難易度の高い試験ではありません。

念の為申し上げますと、ユーキャンのような通信講座で独学では取得できません。

臨床検査技師になるには大学進学がおすすめ

臨床検査技師は資格だけ取っておけば卒業した大学なんて関係ない・・・
現場ではどこの出身だとかは関係なく、結局は仕事ができるかどうか・・・
などという意見も多く、大卒であろうと専門卒であろうと同等に扱われ、給与も大差ない病院も多いようです。

しかし、現実的には給与面で大学卒の方が若干良かったりもします。
もちろん施設によって違いはあります。

短大や専門学校卒の臨床検査技師は採用しない大学病院もあります。
大きな病院になるほどこの傾向が強いようです。

また、一般企業、研究職、血液センター、学校の先生などとして就職する際も学歴が重視される傾向のようです。

専門学校卒でも大卒でも仕事の内容は同じですが、学歴があればさらに可能性が広がります。

短大・専門学校であれば大学と比べて1年早く就職は可能です。
1年早く卒業して経験を積むのか、はたまた大学を卒業して「学士」の学歴を得るのか・・・

大学卒であれば「学士」だけは残るので、仮に臨床検査技師とは違う道に進みたいと思えば普通に一般企業に大卒枠で就職できます。

臨床検査技師以外の選択肢を残すという一面もあるので、できるだけ難易度の高い大学へ進学するのがおすすめです。

高校文系でも大丈夫?

入学する学生は、基本的には理系です
高校時代文系だった学生は基礎学力が無いので入学後に基礎的な勉強と大学の勉強を同時に進めなければなりません。

私大であれば文系からでも進学できますが、進学後に改めて勉強しなければなりません。
その点ちょっと苦労するようです。

臨床検査技師になるために特に必要な科目は、数学、生物、化学、物理です。
高校時代にこの4つをきちんと勉強しておくと、入学後の勉強が比較的楽になります。

入学後は生物・化学の学習が中心です。

臨床検査技師資格は転職に役立つ?


国家資格なので就職できないなんてことはまずないです。

よほどレベルが低くない限り就職先は見つかります。

就職先は、病院をはじめとして一般の企業、食品会社、製薬会社、検査センター、保健所、大学などの研究機関、治験コーディネーターなどで、選択の余地は多くあります。

ごく少数ですが、監察医の下で、司法解剖助手として働く臨床検査技師もいます。

職場での男性と女性の比率ですが、3:7あるいはそれ以上に圧倒的に女性が多いです。
給料も男女差はないため、女性にとって役立つ資格だと言えます。

また、この資格があれば転職の際も役立ちます。
2~3年程度の経験があれば、男性女性関係なく意外とすんなりと次の就職先は決まるようです。

一旦病院へ就職したけれど、病院という独特の雰囲気の職場になじめず、退職して民間企業へ転職する臨床検査技師もいます。
この場合も、やはり資格がある分、転職先も見つけやすいようです。

臨床検査技師資格採決以外にできること・活かし方

臨床検査技師は採血できる

臨床検査技師は、検体の採取を目的とした採血業務が認められています。
精度の高いスピーディーな処理が求められる場合、臨床検査技師が検体の採取から一貫して行うことが望ましいためです。

しかし、以前は臨床検査技師による採血量は、以前は20ml以内とされていました。
2008年に厚生労働省の見解が変わり、医師が検査上必要と認めて、患者の体調などに問題がない場合には、20ml以上の採血量でも採取可能となりました。

臨床検査技師が採血できる部位は、臨床検査技師等に関する法律施行令第8条によって、『耳朶、指頭及び足蹠の毛細管並びに肘静脈、手背及び足背の表在静脈その他四肢からの表在静脈』と規定されています。

臨床検査技師は採決以外の検体採取も可能に

臨床検査技師が採血以外に行える検体採取業務は以下のものです。

採決以外の検体採取業務
  • インフルエンザ等の検査のための鼻腔拭い液や鼻腔吸引液、咽頭拭い液の採取
  • 生検のための採取を除いて、表皮並びに体表及び口腔の粘膜の採取
  • 皮膚や体表、口腔の粘膜の病変部位の膿の採取
  • 鱗屑、痂皮など体表の付着物の採取
  • 綿棒を使った肛門からの糞便を採取

※2015年4月1日の時点で臨床検査技師の資格を取得していた人は、厚生労働大臣の指定講習を受講することが義務づけられています。
つまり、指定講習を受講しなければ、検体採取を行うことはできません。

臨床検査技師資格の活かし方

臨床検査技師は、患者の体を正確に診断するという点で病院にとって非常に重要な存在です。
そのため、100人以上の臨床検査技師がいる大きな病院も存在します。

大きな病院になれば当然ですが最新機器なども揃っています。
経験を積んで勉強したいのなら、なるべく大きい病院に就職・転職をおすすめします。

また、経験内容によっては、細胞検査士認定心電検査技師という認定資格の取得を目指せるので、さらにステップアップを目指せます。

臨床検査技師の仕事は、血液検査、尿検査、病理検査、細菌検査、超音波検査、心電図検査など幅が広いのが特徴です。

一旦病院での配属が決まれば、全ての種類の検査を担当するのではなく、1つの検査を極めていくことが多いようです。

転職に関しては、生理検査、特にエコー(超音波検査)の実務経験があると有利です。
エコーの経験がないと、次の病院への転職が難しくなります。

中には、臨床検査技師ではエコーができない病院もあります。
就職する際に確認するよう心掛けてください。

関連資格の記事は、下記になります。

臨床検査技師資格の収入と将来性


医療の進歩とともに、各種の検査方法の高度化、複雑化、多様化が進んでいるなか、その専門家である臨床検査技師の存在は重要性を増し続けています。

しかし一方で、検査の自動化も進展しているため、さほど求人が伸びないという悩みもかかえています。

とはいえ、高齢化社会が深刻化するにつれ、医療そのものの需要が増し、各種検査の出番は増えてゆくと予想されていますので、臨床検査技師の未来は明るいといえます。

臨床検査技師試験合格率

臨床検査技師試験の受験者と合格率の推移は、以下になります。

実施年受験者数合格者数合格率
2021年5,115人4,101人80.2%
2020年4,854人3,472人71.5%
2019年4,817人3,620人75.2%
2018年4,829人3,828人79.3%
2017年4,739人3,729人78.7%

合格率は、比較的高い試験だと思います。
「国家試験合格率100%!」ってうたってる専門学校もあるくらいだから当然か!

って思わないでくださいね!

そんな学校は、国家試験に合格できそうもない学生は留年させてそもそも国家試験を受験させないからです。
国家試験までに何回か学校内で試験を行い、定められた点数以上の学生だけ卒業見込みにして受験させます。

そのため合格率が100%になっているワケです。
最初の定員が100名だったのに、卒業する時は80人まで減っていた・・・
なんてよくある話です。

もちろんこれが悪いコトだとは思いません。
そもそもヤル気のない学生は何度受験しても合格できないと思うので。

大学・専門学校の授業を真面目に受講し、予習・復習してレポートや課題も提出して、日頃から勉強していたら
問題無く合格できる資格試験だと思います。

臨床検査技師試験概要

ホームページ・受験申込・問合せ

厚生労働省

願書申込み受付期間

12月中旬~1月上旬頃まで

受験資格

  1. 大学入学有資格者で、指定の臨床検査技師養成所等で3年以上知識・技能を修得した者。
  2. 外国の臨床検査学校・養成所を卒業し、又は有資格者で1.と同等以上と認定された者。
  3. 医師・歯科医師又は、外国で医師・歯科医師の免許取得者で厚生大臣認定者。
  4. 大学の医学・歯学の正規課程を修了し、卒業した者。
  5. ア、イ、のいずれかに該当し大学及び、指定学校、指定臨床検査技師養成所において、医用工学概論、臨床検査総論、臨床生理学、臨床化学、放射性同位元素検査技術学の各科目を修了した者。

(ア) 大学において獣医学または薬学の正規の課程を修了して卒業した者。
(イ) 大学において保健衛生学の正規の課程を修了して卒業した者。

身体上の障害等に係る特別措置について

視覚、聴覚、音声機能若しくは言語機能に障害を有する者で受験を希望する者は、指定された日までに臨床検査技師国家試験運営本部事務所に「国家試験の受験に伴う配慮事項申請書」を用いて申し出ることで、受験時に申請した障害の状態に応じて必要な配慮を講じてもらえます。

受験料

11,300円

試験日程

2月中旬頃

受験地

北海道、宮城、東京、愛知、大阪、広島、香川、福岡、沖縄

試験内容

  • 医用工学概論(情報科学概論及び検査機器総論を含む。)
  • 公衆衛生学(関係法規を含む。)
  • 臨床検査医学総論(臨床医学総論及び医学概論を含む。)
  • 臨床検査総論(検査管理総論及び医動物学を含む。)
  • 病理組織細胞学
  • 臨床生理学
  • 臨床化学(放射性同位元素検査技術学を含む。)
  • 臨床血液学
  • 臨床微生物学
  • 臨床免疫学

合格基準

総得点200点中、120点以上で合格となります。

臨床検査技師試験おすすめテキスト・過去問・参考書

臨床検査技師試験おすすめ参考書


こちらは、既に臨床検査技師として働いている人向けの専門書です。

臨床検査技師だけではなく、現役のベテラン医師、研修医、メディカルスタッフなど多くの人がおすすめする本です。
これまで漠然と読んでいた検査値の読みが劇的に変わるという評判です。

読みやすくて、しかも役立ちそうなポイントを重点的に教えてくれます。
勉強が面白くなる内容です。

created by Rinker
¥1,650 (2021/12/03 08:17:57時点 Amazon調べ-詳細)

チーム医療の一翼を担う縁の下の力持ち的存在の臨床検査技師の仕事を紹介しています。

分かりやすい文章で臨床検査技師という職業について説明しているので、中学生から高校生まで理解しながら読めます。

臨床検査技師に興味のある人、どのような仕事内容か知りたい方にはおすすめです。

臨床検査技師試験おすすめテキスト


微生物の教科書は範囲も広くまた濃い内容ですが、ポケットマスターは必要な所だけを押さえているのでとてもやる気が出ます!
問題もついてるので知識の確認をしながら学習できるのでおすすめです!


病理学の内容がコンパクトにまとまっており、とてもやる気が出るのでGood!
これで概要は理解できるので、とっつきやすい1冊!

臨床検査技師試験おすすめ過去問

created by Rinker
¥9,240 (2021/12/03 08:18:43時点 Amazon調べ-詳細)
  • 臨床検査技師国試問題を科目別に分類・編集し、正解を導くプロセスやその理由をわかりやすく説明。
  • 正解でない選択肢にも解説を付けたので、幅広い知識を身に付けられる。
  • 最近5年間の問題は基本的に全問採用、それ以前の重要既出問題・オリジナル問題も含めた約2,500問を収載。
  • 令和3年版国試出題基準に対応,最新の第67回国試問題も簡潔に解説。
  • 「直前演習問題」を国試直前の実力試しに活用できる。
  • 過去10年の国家試験問題を中心に、合格に必要十分な問題数1,437問+最新の第67回臨床検査技師国家試験200
  • 問を収録しています。
  • まんべんなく必要な知識が習得できるよう、一方で掲載問題が多すぎて消化不良にならないよう、問題ラインナップを厳選。
  • コストパフォーマンスに優れています。
  • 小社書籍『病気がみえる』『公衆衛生がみえる』の図表や、検査国試対策向けに書き下ろしたオリジナルイラストを多数掲載。
  • 『病みえ』『公みえ』の参照ページも各問題についており、あわせて使用することで理解が深まります。
  • 「なぜ正解なのか」「なぜ間違いなのか」の根拠が丁寧でわかりやすい解説が特長です。
  • 都度正解・不正解の理由を調べ直す必要がなくなるので、効率アップにつながります。
  • 早い段階で国試のリンカクをつかめるよう、先に解いておきたい「1周目問題」991問を選定しています。