急に会社の都合で
「TOEICスコア600点以上必要」って言われても…
「何から対策したらいいかわからない」
「スコアが伸びない」
上記のような悩みや疑問を解決できる記事を用意しました!
TOEIC試験に挑戦しようと思ってる方、また挑戦して思うようなスコアが取れなかった方には、参考になるかと思います。
書店、WEBで調べても、たくさんありすぎて、どれが自分に合っているかわからなくなっていませんか?
「TOEICスコアを伸ばしたい」って思う方は、まず自分のレベルに合った勉強法を選択することが欠かせません。
なぜならレベル別に抱えている課題が違うからです。
今回は、初めてTOEICに挑戦する方が、目標設定すべきスコア、また「TOEICスコアが伸びない」って悩んでる方には、スコア別のTOEIC試験対策、教材をご紹介します。
本記事でわかること
- TOEIC初心者の目標スコア
- TOEICスコア別勉強法
- TOEICスコア別おすすめ教材3選
関連記事:1日たった363円でTOEICと英会話 並行して留学レベルになる方法
TOEIC初心者の目標スコアとは?
TOEIC初心者の方が、初めに目指すべきスコアはだいたい400点~600点くらいだと言われていますが、400点台から目指して勉強してみてください。
重要な事は、無理のない目標を立てることが秘訣です。
なぜなら、TOEICでスコアを伸ばすには、「継続して勉強する」って事が大事です。
TOEICに慣れてない時から目標設定を高くし過ぎると途中で挫折してしまう恐れもあります。
まずは、無理なくTOEIC対策を習慣づけ、自身のTOEICスコア現状と弱点を見つけることです。
TOEICスコアの現状がわかれば、次にスコア別の対策していきます。
関連記事:TOEIC試験とは?初心者におすすめの試験対策勉強法3つとは?
TOEICスコア別勉強法とは?【PR】
TOEIC試験は、リスニングとリーディングがあります。
リスニング495点(満点)+リーディング495点(満点)合計990点がTOEICスコアの満点になります。
TOEICスコアを伸ばすには、まずご自身のレベルの課題を理解しておくことが必要になります。
TOEICスコア300~500点の勉強法
リスニング、リーディングのスコアが150~250の場合
おすすめ勉強法
- 中学レベルの文法をマスターする
- TOEICに良く出る基本単語を覚える
- 公式問題集を使って「音読」を繰り返す
中学レベルの文法をマスターする
TOEICで出題される文法のレベルはそれほど高くありません。
なぜなら、TOEICで出題される英文は、社会人が普段の生活で耳にしたり目にしたりするような、一般的でわかりやすいものばかりだからです。
小説のような複雑な文構造の英文は出題されません。
TOEICで出題される主な文法事項
- 品詞(名詞・動詞・形容詞・副詞の働き)
- 動詞(三単現のsや態、時制等)
- 代名詞の格
- 前置詞
- 接続詞
- 関係代名詞
- 五文型
上記は主に中学校で習う文法項目です。
TOEICの文法問題は、毎回同じようなパターンの問題が出題されますので、問題演習で出題パターンに慣れることも大切です。
TOEICに良く出る基本単語を覚える
TOEICの点数を上げるには、まずは単語です。
最初に高校基礎レベルの単語をしっかり固め、その上で、TOEICに頻出する基本ビジネス単語を1000語程度覚えればほぼ十分です。
公式問題集を使って「音読」を繰り返す
スコアが300~500の方なら、TOEICの公式問題集でリスニングに慣れていくことです。
公式問題集をスラスラ音読できればスコアアップ間違いないです。
※公式問題集のPart3・4の英文を、テキストを見ながら、音声に合わせて同時読みできる感じです。
TOEICスコア600~700点の勉強法
リスニング、リーディングスコアが300~350の場合
おすすめ勉強法。
- TOEICに頻出する単語を覚える
- TOEICに頻出する文法事項をマスター
- 公式問題集をマスターする
TOEICに頻出する単語を覚える
TOEICに頻出するビジネス基本単語を覚える必要があります。
公式問題集に掲載されている単語をこまめに調べつつ、必要に応じて市販の単語集を活用することです。
TOEICに頻出する文法事項をマスターする
TOEICに頻出する文法事項は、毎回ほぼ同じなので、出題パターンに慣れると効率的に解くことができます。
公式問題集をマスターする
リスニングでは、「ひたすら聴いて、ひたすら音読する」を心掛けて、「音声を聴いて100%理解できる」状態が目標です。
リーディングでは、「正解・不正解の理由が100%説明できる」「辞書なしで読んで英文が100%理解できる」レベルが目標です。
TOEICスコア800点くらいの勉強法
リスニング、リーディングスコアが400~の場合
おすすめ勉強法
- TOEICに出る単語を派生語や語法も含めて覚える
- 2冊目の公式問題集に取り組む
- 市販の摸試に取り組む
TOEICに出る単語を派生語や語法も含めて覚える
TOEICに出る単語を派生語や、「自動詞か他動詞か」といった語法も正確に覚えることです。
二冊目の公式問題集に取り組む
市販の摸試に取り組む
市販の摸試を活用し、問題をたくさん解くのもスコアアップに効果的です。
関連記事:スタディサプリTOEICがTOEIC初心者には「効果ない」ってホント?
TOEICスコア別おすすめ教材3選【PR】
それでは、おすすめのTOEIC教材をスコア別に2~3冊ずつご紹介します。
TOEICスコア300~500点のおすすめ教材
続いて、TOEICにあまり慣れていない初心者向けの方からスコアが300~500点の方に教材を3冊ご紹介します。
TOEIC初心者は、TOEICの出題形式や時間の使い方に慣れつつ、頻出問題を抑えてスコアアップにつなげられるよう勉強しましょう。
はじめて受けるTOEIC(R)L&Rテスト 全パート完全攻略
TOEICを受けるのは初めてという方や、TOEICの構成、各Partの対策がよく分からないという方には特におすすめの一冊です。
Part別の攻略法や実力アップのための勉強方法、そして模試がついていますので、TOEICの流れを理解して勉強を進めることができます。
特に攻略法ついては、600点突破を狙う人向けと730点以上を狙う人向けに2段階で記載されているので、自分の目標スコアに合わせた攻略法を身につけましょう。
世界一わかりやすい TOEICテストの英単語
スタディサプリENGLISHのTOEIC対策コース講師としても活躍中の、関正生先生著の単語集です。
「TOEICに出てくる単語をとにかく覚えやすく」というコンセプトで書かれており、訳語や派生語がたくさん載っていると記憶のジャマになるからと、厳選したもののみが書かれています。
単語集といっても単語が羅列されているだけではなく、試験でその単語がどのように出題されるのか、どのように覚えると良いかを教えてくれる「コメント」が一緒に記載されています。
また、単語ごとに「キラーフレーズ」という、その単語が試験に出る意味・形で使われている例文があります。
このキラーフレーズを覚えると効率よく学習できます。
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
タイトル通り1000問(正確には1049問)の文法問題が収録されており、とにかく量をこなして勉強したいという方にぴったりの一冊です。
対象は500点以上の人なので初心者向けとしてご紹介していますが、これだけのボリュームなので難易度にも少し幅があり、900点を目指す人でもやり応えのあるような問題も含まれています。
1000問やり切ればそれだけで達成感がありますし、自信を持って本番に望むことができるでしょう。
もちろん量だけでなく質も備わっており、1問1問に丁寧な解説がついています。
この参考書の特徴として、問題が動詞や前置詞などの品詞別に分けられています。
TOEICスコア600~700点のおすすめ教材
このレベルだと、文法や単語の基礎はできており、大きな苦手がある人は少ないでしょう。
しかし、更なるスコアアップには、TOEICに頻出するビジネス基本単語を覚える必要があります。
そのために欠かせない1冊。
また、実践練習も効果的なので、模試を受けることができる2冊を選びました。
数をこなして、できなかった問題をつぶしていくことでスコアアップを目指しましょう。
特に、TOEICの試験問題Part7の長文問題は、多くの問題を解けば解くほどリーディングのスピードアップが期待できます。
TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
「TOEICに出る単語だけを、フレーズで効率的に覚えられる」というコンセプトで作られており、”金フレ”の通称で多くのTOEIC受験者に支持されています。
600点~990点まで、レベル別に合計1000の見出し語が収録されています。
単語はフレーズや短文内に含まれており、解説も丁寧に書かれているので、使い方とあわせて覚えることができます。
TOEIC L&Rテスト でる模試 リーディング700問
解説はありませんが、別冊で訳文がついています。
間違えた問題や迷った問題はその理由を自分で調べながら進めていけば、ハードな分とても勉強になります。
TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディング2
こちらはリーディング5回分の模試が入っており、公式問題集をやり終えた人が次に取り組む問題集として最適です。
この模試は公式問題集より少し難しいと感じる人が多いでしょう。
問題を解く手順まで詳しく解説されているので、解説を読み込みながら進めれば確実に実力が伸びるでしょう。
また、各問題に正答率が書かれているので、自分の偏差値を知る参考になります。
TOEICスコア800点くらいのおすすめ教材
800点後半以上を目指す場合に抑えておきたい、上級者でも間違えやすいポイントや出題頻度があまり高くないポイントがまとめられている参考書を選びました。
TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6
”出る単特急 金のフレーズ”や”文法特急”と同じ特急シリーズで、上級者でも間違えやすい文法のポイントだけがまとめられている1冊です。
新TOEIC TEST 900点特急II 究めるパート5
特急シリーズはどれも新書サイズになっています。
持ち運びやすいので、スキマ時間を見つけてどこでも勉強できます。
また、内容が充実していながら値段が手頃というのも魅力のひとつです。
3週間で攻略 TOEIC(R) L&Rテスト900点!
3週間かけて同じ模試200問を3回繰り返すという、少しめずらしい作りの参考書です。
しかし、問題は公式問題集より難しめなので、1日で終わると想定されている分量を本当に1日で終わらせるのは厳しいでしょう。
3週間というタイトルに捉われずに、自分のペースで確実に知識を身につけていくことをおすすめします。
また、問題を解いて答え合わせするだけではなく、その後どのように復習すると効果的かという勉強方法が書かれています。
この勉強法はどの参考書に取り組むときにも使えるので、とても参考になります。