TOEICには3つの種類があることをご存知でしたか?
TOEICを受験する目的によって、どのTOEICを受験すべきかが異なります。
せっかくTOEICを受験しても、本来受けるべきでない種類のTOEICを受験してしまっては、意味がありません。
本記事では、TOEIC Listening & Reading Testの試験概要をご紹介します。
また、初めてTOEIC試験に挑戦する方には、試験対策勉強する前に知っておきたい勉強法3つをご紹介します。
本記事でわかること
- TOEICの資格試験概要
- 初心者におすすめの3つの勉強法
関連記事:1日たった363円でTOEICと英会話 並行して留学レベルになる方法
TOEICとは?
TOEICとは、英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテストです。
また、TOEIC公開テスト、TOEIC IPテスト、TOEIC BRIDGEテストと3種類あり、公式認定証がもらえるのは、TOEIC公開テストだけです。
TOEIC IPテストやTOEIC Bridgeテストでは、公式認定証は発行されません。
TOEICの中で最も有名なのが、「TOEIC Listening & Reading Test」、一般的に「TOEIC」と言えば、TOEIC Listening & Reading Testを意味します。
関連記事:TOEICスコアは就職・転職に有利?職種別に求めるスコアを徹底解説!
TOEIC試験概要
受験資格
制限なし
試験内容
リスニング・リーディングそれぞれ5~495点、トータル10~990点の
スコアによりグレードを判定されます。
受験内容
リスニングセクション(100問/45分)
- Part1:写真描写問題(6問)
- Part2:応答問題(25問)
- Part3:会話問題(39問)
- Part4:説明文問題(30問)
- Part1:1枚の写真について4つの短い説明文が1度だけ放送される。説明文は印刷されていない。
4つのうち、写真を最も的確に描写しているものを選び解答用紙にマークする。 - Part2:1つの質問または文章とそれに対する3つの答えがそれぞれ1度だけ放送される。印刷はされていない。設問に対して最もふさわしい答えを選び解答用紙にマークする。
- Part3:2人または3人の人物による会話が1度だけ放送される。印刷はされていない。
会話を聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。会話の中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。 各会話には設問が3問ずつある。 - Part4:アナウンスやナレーションのようなミニトークが1度だけ放送される。印刷はされていない。
各トークを聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。トークの中で聞いたことと、
問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。各トークには質問が3問ずつある。
リーディングセクション(100問/75分)
- Part5:短文穴埋め問題(30問)
- Part6:長文穴埋め問題(16問)
- Part7:1つの文書:29問、2つの文書:(25問)
- Part5:不完全な文章を完成させるために、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。
- Part6:不完全な文章を完成させるために、4つの答え(単語や句または一文)の中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。各長文には設問が4問ずつある。
- Part7:いろいろな文書が印刷されている。設問を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。文書内に新たな一文を挿入するのに最も適切な箇所を選ぶ設問もある。各文書には設問が数問ずつある。
受験申込・問合せ
【公式】TOEIC
一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会
IIBC試験運営センター 03-5521-6033
名古屋事業所 052-220-0286
大阪業務センター 06-6258-0224
(土・日・祝日・年末年始を除く10:00~17:00)
願書申込み受付期間
- 1月中旬~3月上旬頃まで
- 3月上旬~4月上旬頃まで
- 4月上旬~5月中旬頃まで
- 5月中旬~7月下旬頃まで
- 7月下旬~8月中旬頃まで
- 8月中旬頃~9月上旬頃まで
- 9月上旬頃~10月上旬頃まで
- 10月上旬~下旬頃まで
- 10月下旬頃~12月上旬頃まで
- 12月上旬頃~1月上旬頃まで
受検年により日程が異なります。詳しくはホームページをご覧下さい。
試験日程
- 4月中旬頃
- 5月下旬頃
- 6月下旬頃
- 7月中旬頃
- 8月下旬頃
- 9月中旬頃
- 10月上旬頃
- 10月下旬頃
- 11月中旬頃
- 12月上旬頃
- 1月下旬頃
- 2月下旬頃
受検年により日程が異なります。詳しくはホームページをご覧下さい。
受験料(税込み)
TOEIC Listening & Reading 公開テスト | 改定前の受験料 | 改定後の受験料 |
---|---|---|
~2021年9月12日 (~第276回・第277回) | 2021年10月3日~ (第278回・第279回~) | |
受験料(税込) | 6,490円 | 7,810円 |
リピート割引受験料(税込) | 5,846円 | 7,150円 |
リピート割引金額(税抜) | 585円 | 600円 |
合格発表日
試験日から、30日以内。
合格後の更新について
TOEICの有効期間はありませんが、認定証の再発行が認められるは、試験日から2年以内である必要があります。
身体上の障害等に係る特別措置について
障がいや疾患をお持ちの方につきましては、プライオリティサポートの依頼をすることで、希望に沿った環境で受験可能です。
お申し込みの前にコチラを確認してください。
関連記事:TOEIC対策は、スコアごとに勉強法が違う!スコア別おすすめ教材3選!
TOEIC初心者にオススメな勉強法3つとは?
TOEICテストを初めて挑戦する方は、何から手を付けたい良いか悩む方多いと思います。
無計画に勉強を始めるのではなく、この3つの勉強法を意識して試験対策心掛けてみてください!
TOEIC対策勉強法①:まずは単語
TOEICの学習ジャンル
- 単語
- 文法
- リスニング
- 長文
- 実践問題
上記の学習ジャンルがありますが、その中でもTOEIC初心者がまず学習すべきは単語です。
ほとんど単語しか学習しなくて良いと言っても過言ではありません。
なぜなら単語がわかれば問題の大まかな意味を把握できるからです。
TOEICはマーク式の選択問題なので、大まかな意味が掴めれば、正答率は大幅にアップします。
TOEICの多くの問題は4択問題ですが、単語がわかればほとんどの問題で少なくとも2択には絞り込むことができます。
TOEIC対策勉強法②:10日で100単語
単語学習において重要な考え方が有ることをご存知でしょうか?
それは「1日10単語ではなく10日で100単語」という考え方です。
1日10単語と10日で100単語はどちらも同じ意味ですよね。
しかし、単語を効率的に覚えるためには、後者の10日で100単語という考えが大切です。
10日で100単語覚えるということは、毎日100単語に目を通すということに意味があります。
仮に「1日で10単語覚える」を10日繰り返しても、100単語覚えられるとは限りません。
実際に10日後に覚えているのは30~40単語程度のはずです。
なぜなら一度覚えた単語も復習しなければ忘れてしまうからです。
10日間100単語に毎日触れることで、徹底して復習ができ、忘れにくくできます。
TOEIC対策勉強法③:実践問題集は…
「初心者なんだからまずは解いて覚えるべき」と考え、今まで資格試験を受験してきた方たくさんいるかと思います。
しかし、TOEIC試験の場合は、別です‼
なぜならTOEIC初心者がいきなり実践問題を解いてもほとんどの問題が解けないからです。
実践問題は解いて採点をして、間違えた問題を復習してこそ意味があります。
なので、学習の優先順位としては、
①単語→②文法→③実践問題
TOEIC試験初心者の方は、この学習の流れで、勉強を進めていくのをおすすめします。
ECC オンライン ビジネス 英会話 や他コースの評判を他のスクールと徹底比較!
まとめ
今回の記事をまとめますと
本記事まとめ
- TOEIC試験は、3種類ある。
- TOEIC試験初心者のおすすめ勉強法①:まずは単語
- TOEIC試験初心者のおすすめ勉強法②:10日で100単語
- TOEIC試験初心者のおすすめ勉強法③:実践問題集は最後の最後