社会保険労務士とは?社労士試験合格率が低い理由はこの5つ!

社会保険労務士とは?社労士試験合格率が低い理由はこの5つ!

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おはようございます!サイト運営者の山です。

今回の記事は、社会保険労務士の資格についてです。

この記事を読んでわかる事。
  • 社会保険労務士資格とは?
  • 社労士資格概要
  • 社労士試験合格率が低い理由

資格にはさまざまなものがありますが、中でも社労士は女性に人気の資格です。
しかし、その資格内容についてはあまり広く知られていません。

 

この記事では、社労士の資格概要と社労士の試験合格率が低い理由について
解説しています。

 

社労士資格取得を目指す方は、合格率が低い理由をよく読んで
参考にしてみてください。



社会保険労務士とは?


社会保険労務士、略して社労士とも呼びます。

 

社会保険労務士とは、企業の需要に応え、企業内の人事や労務に関し法律や労務管理の知識を駆使して、
適切な労務管理その他労働社会保険に関する指導を行う専門家です。

 

社労士は誰でも就ける職業ではなく、国家資格である社労士資格を取得している人のみが就ける仕事です。
雇用や社会保険、労働問題、公的年金の分野では唯一の国家資格となっているため、需要の高い仕事です。

社会保険労務士資格概要


社労士の資格試験について、解説していきます。

ホームページ、受験申込、問い合わせ

ホームページ、受験申込、問い合わせ

願書申込み受付期間

4月中旬~5月下旬頃まで

試験日程

8月下旬頃

受験地

北海道、宮城、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、石川、静岡、愛知、
京都、大阪、兵庫、岡山、広島、香川、福岡、熊本、沖縄

受験料

9,000円

受験資格

  • 大学において学士の学位を得るのに必要な一般教養科目の修了者又は短期大学若しくは高等専門学校を卒業した者。
    または、短大以外の大学において62単位以上を修得した者。
  • 旧高等学校令による高等学校高等科、旧大学令による大学予科または旧専門学校令による専門学校を卒業し、又は修了した者
  • 司法試験第1次試験又は高等試験予備試験に合格した者
  • 国又は地方公共団体の公務員や特定独立行政法人の役員や職員として
    行政事務に相当する事務に従事した期間が通算して3年以上になる者
  • 行政書士となる資格を有する者
  • 社会保険労務士若しくは社会保険労務士法人又は弁護士若しくは弁護士法人の業務の補助の事務に従事した期間が
    通算して3年以上になる者
  • 労働組合の役員として労働組合の業務に専ら従事した期間が通算して3年以上になる者
    又は会社その他の法人の役員として労務を担当した期間が通算して3年以上になる者
  • 労働組合の職員又は法人等若しくは事業を営む個人の従業者として
    労働社会保険諸法令に関する厚生労働省令で定める事務に従事した期間が通算して3年以上になる者
  • 厚生労働大臣が前各号に掲げる者と同等以上の知識及び能力を有すると認める者
  • 修業年限が2年以上で、かつ、課程の修了に必要な総授業時間数が1,700時間以上の
    専修学校の専門課程を修了した者。

※その他、受験資格が細かく規定されています。詳しくはHPをご覧下さい。

試験内容

試験科目択一式 計7科目(配点)選択式 計8科目(配点)
労働基準法及び労働安全衛生法10問(10点)1問(5点)
労働者災害補償保険法10問(10点)1問(5点)
雇用保険法10問(10点)1問(5点)
労務管理その他の労働に関する一般常識 

10問(10点)

1問(5点)
社会保険に関する一般常識1問(5点)
健康保険法10問(10点)1問(5点)
厚生年金保険法10問(10点)1問(5点)
国民年金法10問(10点)1問(5点)
合計70問(70点)8問(40点)

合格基準

  • 選択式試験の総得点40点中25点以上、かつ各科目5点中3点以上
  • 択一式試験の総得点70点中45点以上、かつ各科目10点中4点以上

この基準はあくまで目安であり、年度によって上下することがあります。

免除(科目等)について

免除(科目等)について
  • 弁護士となることができる者は無試験で社会保険労務士となれます。
  • 試験科目の一部免除資格者一覧の該当者は、当該科目の免除申請ができます。
  • 社会保険労務士試験試験科目免除指定講習の受講者で修了試験において、良好な成績を修めた者は免除申請を行うことにより、当該科目が免除されます。
    (希望科目を選択して受講できます。/受講料は1科目につき、45,000円)

指定講習の受講資格

労働社会保険法令事務の従事期間が通算して15年以上で、以下に該当する者。

(1) 社会保険労務士事務所又は社会保険労務士法人事務所の補助者
(2) 健康保険組合・厚生年金基金・労働保険事務組合等の指定団体の役員又は従業者

※上記(1)と(2)の従事期間を通算することはできません。
※一般企業等における従事期間は、受講資格の要件とはなりません。

講習方法

① 通信指導:通信教育方式により、添削指導を6ヶ月間。
② 面接指導:講義方式により、1科目につき3日間。
③ 修了試験:講習科目ごとに、面接指導の最終日に40分
(一般常識は50分)

講習の修了により免除される試験科目

① 労働者災害補償保険法、雇用保険法、労働保険徴収法の3科目中、選択により2科目免除。
② 厚生年金保険法、国民年金法の中の2科目中、選択により1科目免除。
③ 労働・社会保険一般常識の免除。
(労働基準法及び労働安全衛生法、健康保険法は受験必須科目)

申込先

  • 全国社会保険労務士会連合会 研修課
    〒103-8346 東京都中央区日本橋本石町3-2-12
  • 社会保険労務士会館7F
    03-6225-4872(直通)



社労士試験合格率が低い理由5つとは?

社労士の試験を受けるにしても、気になるのが合格率。

以下に過去10年分の社労士試験の合格率をまとめてみましたのでご覧いただきたいのですが、
見ての通り1桁合格率の年がほとんどとなっており、2015年度の試験に至っては
なんと合格率2.6%という過去最低の合格率となっております。

年度受験者数合格者数合格率
2020年度34,8452,2376.4%
2019年度38,4282,5256.6%
2018年度38,4272,4136.3%
2017年度38,6852,6136.8%
2016年度39,9721,7704.4%
2015年度40,7121,0512.6%
2014年度44,5464,1569.3%
2013年度49,2922,6665.4%
2012年度51,9603,6507.0%
2011年度53,3923,8557.2%

社労士試験は問題そのものの難易度が高いというのもこの合格率の低さに繋がっているのはもちろんですが、
実は問題そのものの難易度以外にも合格率が低くなってしまう要因が大きく5つくらい有るのではないかと
考えます。

社労士試験合格率が低い理由①
チャンスは年1回!

科目合格制度を採用している試験であれば、一度合格した科目は定められた年度までは受験が免除されるため、
その分不合格だった科目に集中して取り組む事ができ、試験全体の合格率も多少は高くなる傾向になりますが、
社労士試験に関してはその科目合格制度はありません。

したがって、年に一度の一発勝負となります。

このように一部合格による科目免除がないので、不合格になった場合、
試験の全範囲を学習し直す必要があり学習時間を短縮できません。

社労士試験は一発勝負という点で合格のハードルがグンッと高くなっています。

社労士試験合格率が低い理由②
試験科目が多すぎる!

上記の資格概要で解説してますが、試験科目が多く、試験範囲が非常に広いです。
また、労務管理に関するこれらの法令は頻繁に法改正があります。
そのため法改正の情報にも目を配る必要があります。

 

過去に出題された当時と勉強している現在とで、正誤の答えが異なる場合もあります。

 

社労士試験の学習範囲は膨大であることは、1つずつ勉強するとしても相当大変ですが、
試験合格を目指すとなると一気に全ての科目を勉強する必要が出てくるため、
合格率も10%を割るような難解試験となっています。

社労士試験合格率が低い理由③
合格基準点がネック!

こちらも上記でざっくりと解説してますが、合格基準点とは、出題される各科目の中で、
最低○点以上取らないと合格とはなりません。

各科目にも合格基準点があるのでどの科目もまんべんなく得点しなければならず、弱点を作ることができません。
そのため、基準点に到達しない受験生も多く、また苦手分野を作らないように幅広く勉強する必要があります。

社労士試験合格率が低い理由④
勉強時間の確保ができてない!

厚労省『合格者の推移』によると、例えば令和2年度を例に挙げると合格者の職業は
会社員が58.4%と最も多く、その他公務員(8.1%)、団体職員(4.0%)、自営業(4.8%)、 役員(3.0%)となっています。

社会人が多く受験しているので、合格者も社会人が多くなるのは当然なんですが、
不合格者も社会人が多いかと思います。

社会人は働きながら勉強するので、時間の確保が難しいですよね。

また、社会人だと、実際の試験はどうな感じなのか?ってお試し受験という人もいます。

社労士試験合格率が低い理由⑤
試験時間が長い!

社会労務士試験オフィシャルサイト『第52回(令和2年度)試験「受験案内」』によると、
10:30~11:50(80分間)が選択式試験の試験時間、13:20~16:50(210分間)が択一式試験の試験時間になっています。

午前と午後で290分試験を受けなければいけません。

人間の集中力は、15分・45分・90分というリズムがあります。290分も維持するのは大変です。

集中力のリズムで力を発揮できない人が科目基準点を下回るなどにより合格率が下がってしまいます。

まとめ

社労士資格のまとめ
  • 女性にも人気のある国家資格
  • 社労士試験の合格率は例年6~7%と低い
  • 合格のためには、苦手科目を作らず勉強時間を確保すること