会社の海外部署の転勤を急に言われるかもしれない!?って思ったことありませんか?
まだ、「半年後」って言ってくれる会社は優しい会社かもしれませんね!
いつ「海外転勤」って言われるかわからないあなたにとって、「ビジネス英会話」って学んだ方がいいかなって思ったことありませんか?
しかし、
- 「英会話スクールに行きたいけど忙しくて決まった時間に行くことが難しい」
- 「ビジネス英語の参考書を探してみたものの、どの本が良いのか分からない」
って事になっていないでしょうか?
この記事では、ビジネスシーン別、分野別、技能別など、さまざまな視点からそれぞれのニーズに合った独学で学べるおすすめのビジネス英会話の本をご紹介します。
こんなあなたにおすすめ
- 英会話スクールに通う時間が確保できない
- 英語はある程度できるけど、ビジネスで使うのに不安がある人
- 特定の場面で苦手な英語がある人
ビジネス英会話の本を選ぶポイント
具体的なビジネス英語本を紹介する前に、まずはビジネス英語本を選ぶポイントは以下の3つ。
- 目的に合った本を選ぶ
- 初心者はいきなりビジネス英会話本はやめとけ
- 困ったときに手軽にめくれる本があれば便利
1つずつ解説していきます。
目的を絞って本を選ぶ
ビジネス英会話の本と一口に言っても、膨大な種類の本が出版されていて、どれを選んでいいかわからないと思います。
そこで大事なのが、あなたの目的をしっかりと絞った上で、目的にあった本を選ぶことです。
「英語で会議する」のか、「出張先で英語による交渉をする」のかなど、目的が明確だと本が探しやすいです。
なんとなく「ビジネスで使える英語」で探すと、お金のムダになってしまいます。
目的を明確にするのが難しい場合は、自分がビジネスで英語を使うであろう場面を想像して、それに具体的に役立ちそうな本を選んでみてください。
初心者はいきなりビジネス英会話本はやめとけ
「ビジネス英語を学ばなければいけない」となったときに、初心者の方の多くがいきなり書店やネットでいわゆる「ビジネス英会話本」を探しますが、おすすめしません。
ビジネス英会話本にはいろいろな種類の本がありますが、その多くは応用が効かないフレーズ集などが多いからです。
またビジネス英会話本は、基礎的な英語をできる前提にした本がほとんどです。
なので、初心者がいきなりビジネス英会話本を手に取るのは小学生に高校生の教科書を渡すようなもの。
もしあなたが英語レベル初心者と思うのならば、まずは基礎的な英語が学べる参考書がおすすめです。
困ったときに手軽にめくれる本があれば便利
困ったときに手軽にめくれる本も持っておくと便利です。
ビジネスで使う英語をマスターするのは大変なので、ちょっと困ったとき参考にできる本があると、実際に英語を使う中で学べるからです。
例えば会議中の発言に関する英語本や、電話をする前に読める電話のマナーに関する本など、瞬時の状況に合わせてパラパラと参考にできる本のことです。
しっかりと勉強するための参考書もいいですが、サッと気軽に参照できるビジネス本も持っておくといいでしょう。
関連記事:TOEIC点数アップに強いPRESENCEオンライン英会話の評判は?
ビジネス英会話シーン別おすすめ本【PR】
「英文メールを書けるようになりたい」「英語での会議でスムーズに話せるようになりたい」など、ビジネス英語を学ぶ目的は人によってさまざまです。
今からおすすめの参考書をビジネスシーン別にご紹介します。
海外出張中に必要な基本フレーズを網羅できる本
海外出張の際に空港やホテルでの会話に困る人におすすめの本です。
- 「実際の仕事場面では通訳がつくので高度な英語は必要ない」
- 「英語が苦手なので、海外出張中の仕事時間以外はホテルにずっとこもっている」
そんな人に向けて、ちょっと外出したり、買い物をしたりと最低限困らない程度に英語を使えればいいという人向けの本です。
「出張先で単語しか出てこない」「メニューがないと注文ができない」というレベルを卒業できる本です。
英語の電話を避けている人におすすめの本
「英語の電話が凄く苦手」という人は非常に多いです。
相手の表情が見えない、声がこもって聞き取りづらいなど、原因はさまざまですが、対面で話すよりも難しいものです。
特に英語が苦手ない人は、かかってきた電話が英語だとパニックになってしまいますよね。
そんな「電話が苦手な人」向けにもしっかりとおすすめ本が用意されています。
【ビジネス英語の新人研修 Prime2 電話のフレーズ】は、日本で30年間の英語指導実績があり、NHKレギュラー出演の他、多くの新聞でも連載を持つデイビッド・セイン氏によるビジネス英会話本。
英語による電話の入門書で「絶対に覚えるべきフレーズ」、「できれば知っておきたいフレーズ」などに分かれているので、段階的にステップアップしやすいです。
しかも、携帯しやすいサイズで人気です。
関連記事:1日たった363円でTOEICと英会話 並行して留学レベルになる方法
英文メールの返信などがわからない人におすすめの本
英文メールに悩む人におすすめの本は、受験勉強用の教材でも有名なZ会が出版した【英文ビジネスEメール実例・表現1200[改訂版]】です。
具体的なビジネスシーンを想定した1,200もの例文を上げ、幅広い場面に応用もしやすいように工夫されています。
全部読んだ後は、困ったときに検索できるようデスクに置いておきたい1冊です。
信頼のおけるZ会の書籍で、Amazonでも好評価をされているおすすめのビジネス英会話本です。
英語での交渉が苦手な人におすすめの本
交渉には高度な英語力が必要と思われがちですが、それよりも大事なのは「言葉の正確性」です。
英語圏の人は基本的には日本人と違い、あいまいな表現にあまり慣れていません。
【世界基準のビジネス英会話 重要交渉戦略15パターン】を読むと、交渉につかえる多くの表現を学べます。
表現のバリエーションを知ることで、相手に正確に伝わる交渉ができます。
また、英語圏の人に即した交渉術の理解を助ける15パターンの戦略も収録されています。
交渉における文化や考え方の違いを知ると交渉が成功する確率が上がります。
今後、英語での交渉を控えている人はぜひぜひ読んでおいて損はない本です。
英語だけでなくプレゼン力もアップするおすすめ本
外国人と違って多くの日本人は、子供のころ人前で何かを発表するという機会がある人は多くありません。
元々プレゼンテーションが苦手な上に、それを英語でと言われると、もう緊張してしまって、ある程度の英語力がある人でも話せなくなるものです。
プレゼンテーションは英語力だけの問題ではありません。
【ロジカルに伝わる 英語プレゼンテーション】は、英語のプレゼンテーションに必要な
- 話の構成力
- 英語力
- プレゼンスキル
の3つの能力にフォーカスして、プレゼンテーションの専門家の講師がまとめた本です。
初心者でも使いやすいように模擬プレゼンの演習ページなどもあり、ダウンロードして使える英文プレゼン用のテンプレートもついています。
プレゼンテーションが苦手な人が1から学べるノウハウを網羅しているおすすめの本です。
英語の会議で発言できない人におすすめの本
英語のミーティングとなると途端に発言をしなくなっていませんか?
内容が理解できないわけでもなく、考えがないわけでもない。
どうやって話に割って入るか、考えているうちに次のトピックに移ってしまった、という経験があったことはないですか?
日経文庫から出ている【ミーティングの英語表現】はミーティングに「むずかしい言葉は必要ない!」をコンセプトに、すぐに使える550の例文を収録。
「話に割って入る」など、実践的でミーティングですぐに使えるフレーズが網羅されているので、表現に困らずに積極的に参加できます。
文書・資料作成が苦手な人におすすめ本
英語の資料作成で求められる構成方法や文章の運び方などが、丁寧に解説されています。
英語と日本語では論理的思考の流れが違うため、説得力のある明解な説明を展開する順序も異なります。
【英語ビジネスドキュメント・ライティングの技術】は、付け焼刃的な学び方ではなく、腰を据えてじっくりと勉強したい学習者のための1冊です
関連記事:PRESENCEは意味ない?口コミや評判まとめ!知らないと損してたかも!
ビジネス英会話分野別おすすめ本【PR】
ビジネス英語の柱である「単語」「フレーズ」「英文法」をそれぞれ学べる教材をご紹介します。
単語が苦手な人におすすめ本
英語の細かいニュアンスにも気を付けて、慎重に言葉を選びたい学習者向けの単語集です。
例えば、「なぜ?」という同じ問い掛けの言葉でも、不可解さを含む「なぜ?」と、純粋な好奇心から生まれる「なぜ?」とでは表現が異なります。
そういったニュアンスを、ネイティブスピーカーの感覚でくみ取れるようになることを目標にして学習するビジネスパーソン向けです。
ビジネス英会話のフレーズを覚えたい人におすすめ本
英会話のフレーズをスピーキングやライティングでも使えるようにするため、TOEIC教材はと異なり、解説も音源も「日本語→英語」を意識した構成になっています。
基本的な日常会話から商談へと徐々にレベルアップしていくので、初心者でも無理なく進めることができます。
「ある程度の英語は理解できるけれど、より丁寧な応対ができるようになりたい」というレベルの学習者が、音声を使った練習で実践的なスピーキングを学べます。
英文方が苦手な人におすすめ本
ビジネスシーンに沿って英文法を解説しており、キーフレーズの例文検索などで、学びたい内容がどこにあるのかを見つけやすくなっているのが特徴です。
学生向けの良い文法書としてだけでなく、ビジネス会話の例文で実際的な単語やフレーズも学べて、まさに一石二鳥。
また、単なる英文法の解説にとどまらず、それらをどう使うかまで踏み込んだ内容となっています。
間違いやすい箇所を特に目立たせる工夫も凝らされていて、時間のないビジネスパーソンにはうれしい参考書です。
関連記事:オンライン 英会話 毎日 きつい って思う前に見てください。
ビジネス英会話技能別おすすめ本【PR】
次に紹介するのは英語の技能別におすすめの英語本です。
リーディングがみるみる上達する本格的な演習本
ビジネス英会話のリーディングを鍛えたい人は、類語辞典を使って、英字新聞を読むと非常に力がついておすすめの勉強方法です。
それでは「漠然としていて嫌だ」、「もっと体系的にしっかりと勉強をしたい」という人には、Amazonでのレビュー250件以上で好評価の【基本からわかる英語リーディング教本】をおすすめします。
【基本からわかる英語リーディング教本】は、勉強するとTOEICなどの試験対策になる他、英字新聞も読めるようになる、本格的なリーディング演習書です。
日本人がやりがちなライティングミスを正せるビジネス英語本
ビジネスでの英語ライティングで苦しんでいる人は【ネイティヴチェックで鍛える ビジネス英文ライティング】を読むと良いでしょう。
同書は、日本人によくある文法のミスや誤解を招く表現などを、実際にネイティブ講師が赤ペン添削と指導をリアルに再現した本です。
単に正しい表現を学ぶのではなく、間違った例を見ながら学べるので、スッと頭に入ってきやすい、本当にライティングにおすすめの本です。
リアルなストーリー構成でリスニングが身につくビジネス英語本
リスニングを改善したいと思っている人におすすめの本は【究極のビジネス英語リスニング】です。
本書は「東京の小さな製造会社にアメリカから1本の電話が入る……」という場面からスタートします。
問い合わせから取引成立までのリアルなドラマの展開を楽しむうちに、仕事の英語表現やマナーが身に付きます。
ビジネス仕様の改まった表現を学びたい方にはおすすめです。
ビジネス で 瞬時 に フレーズが話せる 英会話
ビジネス英会話のスピーキングの苦手克服には、アマゾンのビジネス英会話カテゴリランキング1位の【英会話フレーズ大特訓 ビジネス編】がおすすめです。
ビジネスで良く使う770ものフレーズが収録されていて、トレーニングをすることで、瞬時にそれらのフレーズが口をついて出てくるようになります。
「ベーシック会話」→「オフィス会話」→「商談・接待・出張」と3段階でステップアップしながら学べます。
関連記事:後悔させたくない 初心者の為の ビジネス 英会話 オンライン で安く通う方法!
【業界・職種別】ビジネス英会話の勉強でおすすめの本【PR】
ビジネス英語は、突き詰めていくと業界によって必要とされる語彙が異なり、一般的な教材ではカバーし切れなくなります。
そのような時には業界に特化した参考書を利用してみましょう。
ITエンジニア向け
IT業界で仕事するに当たって必須となるIT英単語を知りたいなら、本書がおすすめです。
タイトルは「英語リーディング」となっていますが、文書を読む上で必要な語彙は、文書作成や会議でも必要です。
より多くの単語を覚えたい場合には、受動的語彙(読んで分かる語彙)を増やせるリーディング教材が最も効果的です。
企画の立ち上げからプロジェクトの評価までを細分化し、それぞれの段階で必要とされる英語表現を紹介する構成になっています。
単語ではなく文章単位での用例が記載されているので、丸覚えしてそのまま実践で使うことも可能です。
会計担当者向け
BS関連やPL関連などの分野別に英単語がリストアップされていて、辞書としても使いやすい単語集です。
日本で使われている会計用語のほとんどが英単語として記載されていますから、英語を使った会計業務には十分な参考書です。
【ゼロから始める! すぐに役立つ! 英語の決算書の読み方】は、英語の決算書を読めるようになることを目的としています。
決算書の読み方自体をまだ知らない学習者でも理解できる、初歩的なレベルの解説も盛り込まれていて、生徒が先生に質問する講義形式で分かりやすくまとめています。
接客担当者向け
飲食、販売、交通、宿泊などの幅広い業種で使える、英語で接客するための参考書です。
相手に通じることを最も重視し、身振りや手振りを使うことも推奨する、本格的なコミュニケーションマニュアルです。
とはいえ、紹介されている例文は単に通じるだけのブロークンイングリッシュではなく、ネイティブスピーカーにもちゃんと伝わる工夫がなされたフォーマルな英語ばかりです。
カタカナでルビが振ってあるので、英語の発音が苦手な人にも使えます。
受験英語や検定試験対策で有名なキクタンシリーズで、【販売編】の他にも【交通編】【宿泊編】【飲食編】があり、全4巻がシリーズ化されています。
【販売編】である本書では、「化粧品」「雑貨」「家電量販店」などの61シーンで213フレーズを掲載。
「お客様都合による返品はお断り」などの踏み込んだ内容もあり、一から自分で考えていると難易度が高くなってしまうようなフレーズでも、端的な表現で使える英文が数多く紹介されています。
会議に役立つ ビジネス 英会話 本やお決まりのフレーズ おすすめ本20選!まとめ
本記事では多くの本を紹介してきましたが、ビジネスシーンで役立つ本は他にも数多くあります。
本を勉強すればある程度、あなたのビジネス英会話は上達するでしょう。
しかし、1番大事なことは、本で学んだことを実際の場面の実践することです。
身につけた英語をどんどん声に出していきましょう。
本記事で紹介させていただいた書籍が、少しでもあなたの英語力向上に役立ちますように。